散歩日記

お出かけブログです

バベルの塔展 大阪

少し前の話ですが、7月29日(土)、大阪の国立国際美術館で開催されているバベルの塔展へ行ってきました。

 

バベルの塔を描いたピーテル・ブリューゲル1世やヒエロニムス・ボス、同時代の画家たちの油彩画・版画が多数展示されています。

 

東京から来た知り合いとたまたま行くことになり、ブリューゲルもどんな人か知りませんでした。

 

混雑していると予想していましたが、チケットはすぐに買うことができました。(13時頃行きました)

 

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普段使用しているタロットの中に「塔」というカードがあり、バベルの塔がモチーフになっているという説があるので、どんな絵画なのかみてみたいなと思いました。

 

到着してすぐミュージアムショップで画集を眺めていると見覚えのある絵を見つけました。

 

『雪中の狩人』という作品で中学校の時、美術の教科書で見たことを思い出し、全く知らない画家ではなかったことがわかりました。

 

 

家に帰って娘(中3)の美術の教科書を1年生のものから見てみましたが、『雪中の狩人』は載っていなかったです。 

娘の美術の教科書には 生徒作品が多く掲載されていて、昔と違うなと思いました。

 

 

 

会場では比較的スムーズに鑑賞することができましたが、バベルの塔の展示場所まで来ると、いつバベルの塔までたどり着けるのかわからないような行列ができていました。

 

仕方なく並ぼうとすると、学芸員の方が最前列でなくても良ければ並ばなくても結構ですというアナウンスをしていて、知り合いも私も並ぶのが好きではなかったので、2列目から鑑賞しました。

 

バベルの塔は想像より小さな作品でした。

1400人の人たちが描かれているのは信じられないです。

500年前の名画を鑑賞する機会は滅多にないため、できるだけ長く見ていたいと思い、離れる時は名残惜しく感じました。

 

 

現存するバベルの塔は2つあり、大きいサイズのバベルの塔はウイーン美術史美術館にあるそうです。

 

最前列ではなかったため、細部まで見ることができなかったのですが、東京藝術大学COI拠点によるバベルの塔の複製画で細部まで見ることができました。

 

原寸を約300%拡大したそうで、細密さや色の質感など、本物よりも複製画の方に感動してしまいました。

 

 

ブリューゲルの作品は、版画や素描にも魅力がありました。

 

 

 

グッズ売り場にはスノードームやトートバッグなどたくさん可愛いグッズが売られていましたが、選んでいる時間がなかったためポストカードだけ買いました。

 

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10月15日㈰まで開催されているので、もう一度行こうと思います。